スマートスクール

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本研究室では、スマートスクールをキーワードに、教育環境の新しい形を研究していきます。

ルワンダ教育IoT

ルワンダでは、プログラミング教育の必修化により「言語に頼らず、わからないという苦痛なく、問題解決能力を育成することは可能か?」という問いが生じています。

そもそもルワンダ (Rwanda) というアフリカの国になじみのある人は多くはないかもしれません。 それでも、ルワンダ中央銀行総裁日記 (https://www.chuko.co.jp/shinsho/2009/11/190290.html) を読んだり、アフリカ大陸に興味のある人であれば、実は日本とも縁があることをご存じでしょう。

ルワンダの小学校では、母語でない英語でのプログラミング教育が必修となりましたが、機材の不足も相まって、この対応に教員も児童も苦労しています。

2020年に、日本から長年ルワンダの教育に貢献している杉山竜一氏を代表として教育実践研究学校であるルワンダの教室「Keza Learning Compass(ケザ・ラーニング・コンパス)」が開所しました。

コンパスでは、冒頭の問いに対する答えをルワンダと日本で協同して探求しています。

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本研究室では、コンパスをよりよくするために、IoTで何ができるかを考えて行きます。 例えばコンパスでは、市販のロボット教材を用いていますが、さらに楽しく学習できるようにデータ分析機能などを付与した教育パッケージを開発・実証することを考えています。

データを集める際にも、工夫が必要です。児童の活動データをBluetooth Low Energyで集めたとして、インターネットへの常時接続が無い場合にはどうすれば良いしょうか。例えば市民ネットワーク技術(遅延耐性IoTネットワーク)で収集できないでしょうか。

次に、何らか集めたデータを、有効に使うためにはどうしましょうか。可視化し、学習達成度と学習意欲の関係性を評価することができないでしょうか。

データからルワンダの実情に合った教育手法を客観的に検討していきます。

この実証は両国の大学生の協同実施を想定しており、実践を通じた問題解決学習の機会を両国に提供していくことを想定しています。

今後、日本においてもプログラミング教育必修化の影響で苦労される教員の方や児童を支援する教育パッケージとしていくことも視野に入れた研究を進めて行きたいと考えています。

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(画像はケザ・ラーニング・コンパスの許可を得て転載しています。)