Achievement

研究活動・業績

ゼミの主な活動

2025年度は、ゼミ調査実習で沖縄県石垣市・竹富町(石垣島・竹富島)を訪ねました。前年度までの減災伝承AIの取り組みを、条件の大きく異なるフィールドに広げる試みです。災害の発生頻度が高い南西諸島の離島では、避難場所が限られ、地理的な制約も本土とは異なります。石垣市立図書館で過去の災害記録や防災教育に関する郷土資料・行政広報を収集し、竹富島ゆがふ館(ビジターセンター)では展示内容や島内インフラ(通信・道路・避難所)について聴き取りを行い、両島ではハザードマップを手に避難場所と避難経路を徒歩で踏査しました。訪問先の選定から日程の組み立て、現地での調査まで、学生が主体となって進めた実習です。

石垣島の星空の下に並ぶ松崎ゼミの学生たち

また2025年11月7日には、静岡県西伊豆町田子の交流拠点で、減災伝承AIの試作版を住民の方に使っていただく体験会を開きました。使い心地と、示された情報を信頼できるかをアンケートでうかがっています。この体験会は複数の報道機関に取り上げていただきました。

さらに2026年2月には、3年生が静岡県伊豆市・下田市を訪ねました。狩野川台風と安政東海地震の慰霊碑を実際に見て、地元の方から当時のお話を伺い、伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」で半島の成り立ちを学びました。静岡県の地域局にも伺い、今後の協力についてご相談しています。提供いただいた文献データだけからは読み取れない土地の性格に触れることが狙いです。

2024年度は、前年度までの活動の経緯から、静岡大学の先生方の研究プロジェクト「伊豆半島沿岸域における津波対策に関する研究-地域社会学・民俗学の視点から-」にお招きいただきました。民俗学の先生が集めた伝承や資料を減災伝承AIと呼ぶシステムに取り込み、社会学の先生の監修の下、教育や訓練における利活用のあり方を検討しています。伊豆ジオパーク学術研究発表会会場の修善寺には3年生ほぼ全員で行きました。

[参考]「伊豆半島ジオパーク学術研究発表会」を開催します | 南から来た火山の贈りもの 伊豆半島ジオパーク https://izugeopark.org/2025/02/10/gakujutu-2/

2023年度は、東京財団政策研究所「日本におけるDXの社会的インパクトに関する研究」(研究主幹:須藤修先生)の中で静岡でのワークショップを学生も参加して実施しました。また、技術研究組合制御システムセキュリティセンター(仙台市)やきんでん 人材開発センター(印西市)に訪問して実機を見て触ることで教室では伝わらない部分を確認しました。

受賞

  • 「関東管区内警察合同サイバーボランティア・学生CTF大会」大学生等・専門学校生・高専生 一般学生部門 第1位 松本叶夢, 中西真央, 檜山幸来 (2026.2)

[参考]国際情報学部の学生が「関東管区内警察合同サイバーボランティア・学生CTF大会」で1位の成績を収めました | 中央大学 https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/itl/news/2026/03/84998/

  • 情報処理学会 論文誌ジャーナル 特選論文 津田敦哉, 清雄一, 松崎和賢 (2026.8)

[参考]論文誌ジャーナル/JIP特選論文 | 情報処理学会 https://www.ipsj.or.jp/award/ssp_award.html

  • 電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会 学生研究奨励賞 宮澤昌子 (2026.3)
  • 電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会 学生研究奨励賞/NICT SecHack365 優秀修了生 宮澤昌子 (2025.3)

論文

  • 「RAGを用いたサイバーセキュリティ演習シナリオ生成フレームワークの提案」津田敦哉, 清雄一(電通大), 松崎和賢 (2026.8 情報処理学会論文誌ジャーナル Vol.67 No.8) ※特選論文

ゼミ生の発表

  • 「未知の攻撃に対する2段階分類侵入検知モデルの汎用性検証」宮澤昌子, 松崎和賢 (2026.3 電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会/技術と社会・倫理研究会・情報処理学会 インターネットと運用技術研究会 連催)

[参考]国際情報学部の学生がインターネットアーキテクチャ研究会で学生研究奨励賞を受賞しました | 中央大学 https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/itl/news/2026/03/84931/

  • 「サーモカメラを用いた歩容認証 - 骨格座標時系列データによる推論時間削減の検証 -」髙橋凜 (2026.3 情報処理学会 第88回全国大会)

  • 「ネットワークファジングにおける初期入力値生成手法の違いによる探索性能の比較」古川天翔, 前田義明, 松崎和賢 (2026.3 電子情報通信学会 総合大会 ジュニア&学生ポスターセッション)

  • 「未知の攻撃に対するMQTTブローカーの2段階分類侵入検知モデル」宮澤昌子, 橋本俊甫, 中山崇嗣, 井上博之, 猪俣敦夫(2025.3 電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会)

[参考]国際情報学部の学生がNICT SecHack365で優秀修了生に選ばれ、インターネットアーキテクチャ研究会で学生研究奨励賞を受賞しました | 中央大学 https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/itl/news/2025/03/79338/

  • 「マウスポインターの動きを用いたユーザー識別手法の提案」亀崎裕登, 松崎和賢 (2025.3 電子情報通信学会 第59回サイバーワールド研究会)

[参考]国際情報学部の学生がサイバーワールド研究会で発表をしました | 中央大学 https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/itl/news/2025/03/79285/

  • 「Retrieval-Augmented Generation を用いた教育用デジタルゲームシナリオの生成支援」津田 敦哉, 松崎 和賢(2025.3 情報処理学会 コラボレーションとネットワークサービス研究会)

  • 「LINE Messaging APIとマルチモーダルAIを活用した共助促進チャットボットの制作」伊藤真地,峯立樹,高橋陽大,松崎和賢(2024.3, 情報処理学会第86回全国大会)

  • 「GPT-4を用いた対話型エージェントの開発と情報セキュリティ教育への応用」津田敦哉, 松崎和賢(2024.3, 電子情報通信学会 ソフトウェアサイエンス研究会)

  • “Developing REM Sleep Prediction Models Using Smart Home Sensor Data”, Atsuya Tsuda, Kazutaka Matsuzaki, Yuichi Sei, IEEE World Conference on Applied Intelligence and Computing (AIC 2023)

  • 「ゲーミフィケーションを活用した児童・生徒向け情報セキュリティ学習プログラムの開発」津田敦哉,松崎和賢 (2023.3, 情報処理学会第169回コンピュータと教育研究発表会)

  • 「デジタルシチズンシップ教育の充実を目指した授業動画の作成」佐藤生成,尾崎春海,守屋杏香 (2023.3, 情報処理学会第85回全国大会)

  • 「Bluetooth Low Energy, Blockchainを用いた勤怠管理システムの提案」宮前圭吾,大塚主浩,福富哲平,吉野満理絵 (2023.3, 情報処理学会第85回全国大会)

  • 「スマートホームのセンサデータを用いた頑健なレム睡眠予測モデルの検討」津田敦哉,清雄一(電通大),松崎和賢 (2023.2, 情報処理学会第208回知能システム研究発表会)

共同研究

  • 技術研究組合制御システムセキュリティセンター「遠隔地におけるセキュリティ検証手法の検討」等
  • 株式会社三菱総合研究所「プラットフォームの通信規格に関する調査」等

論文、委託研究、委員会・研究会活動などの詳細は researchmap に集約しています。